【板金塗装修理】トヨタ・アベンシス 左リヤドア交換&クォータパネル修理|桐生市
鈑金・塗装
メーカー名トヨタ
車種アベンシス
施工内容:
今回の修理では、以下の作業を行いました。損傷はドアだけでなく、内部のパネルや周辺パーツにまで及んでいましたが、一つひとつ丁寧に修理・交換しています。
左リヤドア:状態の良いリサイクルパーツにて交換
ドア関連部品:窓下のモールや取っ手なども新品に交換
クォーターパネル:板金にてヘコミとラインを修理
ホイールハウス内部:見えないタイヤハウス内部のパネルも板金修理
リヤバンパー:一度取り外し、キズを修理
サイドステップ:クォーターパネルとの色を合わせるため、ボカシ塗装
「狭い道で、ブロック塀にガリガリっと…」
桐生市にお住まいのアベンシスのオーナー様が、肩を落としながらご来店されました。左側のリヤドアからクォーターパネルにかけて、痛々しく深いキズとヘコミが…。大切に乗られている愛車が傷ついた姿は、見ている私たちも胸が痛みます。
「ディーラーに持っていったら、ドア交換で高額な見積もりが出てしまって…」
そんな不安な気持ちを抱えて、私たちの工場を頼ってきてくださいました。その想いに、私たちの技術で全力で応えます。
お客様と一緒にお車を拝見したところ、リヤドアはヘコミが深く、鉄板が伸び切ってしまっていました。これを無理に板金で直すと、後々パテが痩せて歪みが出るリスクがあります。そこで、今回は長期的な美しさと強度を考え、状態の良いリサイクルパーツでの「ドア交換」が最善と判断しました。
一方、クォーターパネルは車の骨格と一体化しているため、安易に交換すると「修復歴車」になってしまいます。こちらは、愛車の価値を守るため、私たちの板金技術で完璧に修理します。
■ 今回の修理、職人のこだわりポイント
- 愛車の価値を守る、的確な修理方法の選択
交換すべき部品と、修理すべき部品をプロの目で的確に見極めます。 - クォーターパネルの完璧なライン復元
アベンシス特有の流れるようなプレスラインを、職人の手作業でミリ単位で再現しました。 - 隣接パネルとの完璧な色合わせ
交換したドアと修理したパネル、そして元々のボディ。3つの色が完璧に馴染むよう、塗装のプロが何度も色合わせを行い、違和感のない仕上がりを実現しています。
■ アベンシスやセダンの修理でお悩みの方へ
今回の修理は、まさに私たちの工場の真骨頂です。ただ直すだけでなく、お客様の予算、愛車の価値、そして5年後、10年後のことまでを考え抜いて、最適な修理プランをご提案します。
桐生市、みどり市、太田市、伊勢崎市、足利市で、「ディーラーの見積もりが高すぎる…」「本当にこの修理方法でいいの?」と少しでも疑問を感じたら、諦める前に、ぜひ一度私たちにご相談ください。あなたの愛車と、あなたのカーライフに寄り添うパートナーでありたい。それが、私たち山幸の想いです。
※修理費用は損傷の程度や部品価格により異なります。詳細は現車確認の上ご案内いたします。
施工の流れ
STEP1
入念な損傷確認
まずは、お客様から事故の状況を詳しく伺いながら、損傷箇所を隅々までチェックします。表面的なキズだけでなく、ライトを当ててパネルの歪みを確認したり、内部の骨格までダメージが及んでいないかをプロの目で診断。ここでの見極めが、最適な修理プランの第一歩です。
STEP2
板金作業
ここからが職人の腕の見せ所。クォーターパネルのヘコミを、専用の工具を使ってミリ単位で引き出していきます。ただ叩くのではなく、鉄の性質を読み、歪みを修正しながら、元の美しい曲面へと復元していく、まさに「鉄との対話」です。見えないタイヤハウス内部の損傷も見逃しません。
STEP3
下地処理 ~美しさの土台作り~
塗装の仕上がりと耐久性を左右する、最も重要な工程です。板金した部分にパテを薄く塗り、何度も研磨して、寸分の狂いもない滑らかな面を作り上げます。サビの再発を防ぐ防錆処理も、見えない部分まで徹底的に。この地道な作業が、5年後、10年後の輝きに繋がります。
STEP4
塗装 ~色とツヤを蘇らせる~
チリやホコリを完全にシャットアウトした専用の塗装ブースで、塗装作業に入ります。長年の経験で培った目で色を完璧に再現し、交換したドアと修理したパネル、そして元々のボディとの境目が分からなくなるよう、絶妙な「ボカシ塗装」を施します。新車以上の輝きを目指して、丁寧に塗り重ねていきます。
STEP5
磨き・組付け ~完成
塗装が完全に乾いたら、表面を丁寧に磨き上げ、深いツヤを引き出します。その後、取り外していた部品を元通りに組み付け、何度も動作確認を行います。最後に、私たちの厳しい最終チェックをクリアして、ようやく完成です。お客様が愛車と再会し、笑顔になってくださる瞬間が、私たちにとって何よりの喜びです。