2025/10/02
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サイドステップの傷・ヘコミ、放置は危険!愛車の寿命を縮める3つの理由【桐生市・山幸】
縁石でガリッ!サイドステップのヘコミ修理、
費用と正しい直し方をプロが解説
縁石に「ガリッ!」、段差で「ゴンッ!」…。
車体の下にあるサイドステップの傷やヘコミ。「地面に近いから目立たないし、まあいっか」と、見て見ぬフリをしていませんか?その小さな油断が、実は愛車の寿命を静かに、しかし確実に縮めているとしたら…。
こんにちは!桐生市で車の「見えない部分」の重要性を伝え続ける板金工場《山幸》です。
この記事では、桐生市、みどり市、太田市、伊勢崎市、足利市にお住まいの皆様に、サイドステップの損傷がいかに危険か、その3つの深刻な理由をプロの視点から徹底解説します。
その傷、愛車の"土台"を腐らせる時限爆弾です。
サイドステップ(正式にはサイドシル)は、単なる飾りではありません。ドアを支え、車全体の強度を保つ、いわば家の「土台」や人間の「背骨」にあたる超重要パーツです。この土台についた傷を放置することは、見えない場所で時を刻む時限爆弾を抱えているのと同じなのです。
愛車の寿命を縮める「放置の危険」3つの理由
理由①:最強の「サビの温床」になる
サイドステップは、地面から跳ね上げた水や泥、そして冬場の凍結防止剤(塩カル)を最も浴びやすい場所です。キズから水分や塩分が侵入すると、内側からサビが猛烈な勢いで進行。表面は小さな点でも、内部では鉄板がボロボロになっているケースが非常に多いのです。
理由②:車体の「剛性」が低下し、安全を脅かす
ヘコミやサビで強度が低下すると、車全体のバランスが崩れ、走行安定性に影響が出ます。さらに、万が一の側面衝突の際、乗員を守るための強度が保てず、非常に危険な状態になります。これは「見た目」ではなく「命」の問題です。
理由③:修理費用が「雪だるま式」に膨れ上がる
初期の擦り傷なら数万円で済む修理も、サビで穴が開いてしまうと、腐食した部分を切り取って新しい鉄板を溶接する「切り貼り」という大掛かりな作業が必要になります。費用は10万円、20万円…と、放置した時間に比例して雪だるま式に膨れ上がっていきます。
プロはどう直す?サイドステップ修理の舞台裏
この重要なパーツを、私たちプロはどうやって蘇らせるのか。その一端をご紹介します。
- ヘコミの引き出し:専用の溶接機でワッシャーを取り付け、少しずつ、丁寧に元の形まで引き出していきます。
- サビの完全除去:サビが再発しないよう、サンダーで表面を削り、サビの根を完全に断ち切ります。
- 徹底的な防錆処理:見えない内側まで、何層にもわたって強力な防錆剤を塗布します。この工程が、車の寿命を決めると言っても過言ではありません。
- 溶接と成形:損傷が激しい場合は、腐食部を切り取り、新しい鉄板を寸分の狂いなく溶接。パテで滑らかなラインを復元します。
まとめ:サイドステップの傷は、愛車からの重大な警告です
サイドステップの傷やヘコミは、決して「かすり傷」ではありません。それは、愛車の「土台」が蝕まれ始めていることを知らせる、重大な警告サインなのです。
この難しい修理だからこそ、工場の技術力と見えない部分へのこだわりが問われます。私たち《山幸》は、あなたの愛車の安全と寿命を守るため、一切の妥協をしないことをお約束します。
桐生市、みどり市、太田市、伊勢崎市、足利市でサイドステップの損傷にお悩みなら、手遅れになる前に、ぜひ一度私たちにご相談ください。