2025/10/23
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「タッチペンでは直らない!プロが語る“よくある失敗”と正しい対処法」

「小キズにタッチペン…それ、大丈夫?
修理の限界とプロが見た失敗例」
「ちょっと白い線がついたからタッチペンでごまかそう」――その気持ち、分かります。桐生市や太田市、みどり市・伊勢崎市・足利市の町中でもよく見かける光景です。ただ、塗装のプロから見ると、その場しのぎの処置が後々大きな費用やトラブルにつながることが少なくありません。ここでは、現場経験の豊富な板金塗装の職人が「よくある失敗」と、本当に必要なキズ修理の選び方を分かりやすくお伝えします。
まずは結論:タッチペンで済ませるケース・絶対ダメなケース
・塗装表面のごく浅い擦りキズ(クリア層のみ)
・爪で引っかからない・水を弾く程度の軽微な線キズ
・塗装が剥がれて下地(金属)が見えている
・触ると段差がある・サビが出ている
・ヘコミを伴う損傷や広い範囲の色褪せ
現場でよく見る「タッチペン失敗」パターン
- 色が合わずに目立つ
タッチペンの色はカタログ値と実際の車の色味が違うため、直した箇所だけ違和感が残ります。特にシルバー系やパール系は色合わせが難しいです。 - 下地のサビを覆ってしまう
塗装剥がれをそのまま上塗りすると、下地のサビが進行し、数週間〜数ヶ月で再び塗膜が浮いてきます。桐生市の冬季は塩カルの影響もあり、早期対処が重要です。 - 塗膜のテクスチャが違う
タッチペンは筆の跡やつやムラが出やすく、近くで見ると“まだら”に見えます。プロのボカシ塗装とは仕上がりが段違いです。
プロの板金塗装とタッチペン、ここが違います
下地処理:サビ除去や防錆処理を徹底。ここを怠ると再発率が高まります。
寸法・ラインの復元(板金):へこみがあれば形を戻してから塗装。見た目だけでなくドアの閉まりや剛性にも関わります。
色合わせとボカシ塗装:周囲色に馴染ませる技術で、遠目でも近くでも違和感が出ない仕上がりにします。
実例:太田市のお客様
タッチペンで自分で補修していた方が、「近くで見るとまだ気になる」と来店。診断したところ、下地に小さなサビが始まっていました。しっかり下地処理と部分板金、ボカシ塗装を行い、周囲に馴染む自然な仕上がりに戻すことができました。
どうしても自分でやるなら—失敗を減らすコツ
・タッチペンは応急的処置に限定する(本格補修の代わりにはならない)
・塗る前にサビの有無を確認し、濡れたスポンジで汚れをよく落とす
・小さな範囲なら必ずサフェーサーで下地を整えてから上塗りする
・色サンプルを必ず屋外の自然光で確認する
桐生市・太田市周辺での板金塗装・キズ修理はお任せください
当店は桐生市を中心に、太田市・みどり市・伊勢崎市・足利市のお客様からも板金塗装・キズ修理のご依頼を多くいただいています。保険修理対応や代車の手配、リサイクルパーツを使った費用節約など、お客様に寄り添った提案を心がけています。
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※本文は一般的なガイドです。正確な診断や費用は現車確認の上でご案内します。お気軽にお問い合わせください。

